★キミと僕とのひな祭り。10★ 僕が黙ったまま、入り口から身体を引いて彼を向かい入れると、彼はそのまま部屋に進んで、灯りをつけた。 「オマエな〜電気もつけないで、何やってたんだよ!!」 「オマエ、あかりのトコに行ってたんだってな!」 別段、攻める口調でもなかったに僕は知られた事に、ビクッと身体を震わせる。 「たまたま、キミの家の前で、会ってお家に誘われたんだ。」 「何怒ってんだよ!オレは、棋院に写真もってこいなんて言われてねぇーぞ」 そういいながら、進藤は何枚かの写真を僕に差し出した。 「コレ…」 僕は、自分の考えにとらわれていて、先程もらった幼い進藤の写真を藤崎あかりの家に置いて来てしまったらしい。 「コレを届ける為にきたの?彼女に頼まれたから?」 行き成り、飛び散った写真に進藤は唖然としていた。 「オマエ…何、さっきからイライラしてんだよ!」 (こういうときには、彼は怒り出さないんだ…)
「イライラなんてしてないよ」 「イライラしてんだろ!昼真っからさ。オレにも言えねぇ〜のかよ!?」 そんな事を言うキミに僕は、先程まで溜まっていたものが急に爆発した。 「キミが!」
ヤツアタリはヨクナイと思っていても、どうしても留められない時もある…けれど、甘えているだけなんです。あなたに…。 |