あまりにマジマジみてくるアキラの視線に、可笑しなものを感じたヒカルは
「なんだよ!そんなに、変なら履き替える!!」
といって、部屋に戻ろうとする。
「っちょ…ちょっと待った!進藤、僕は変だなんて一言もいってない!」
「言ってなくったって目がゆってんだよ!!そんな、ジロジロ見なくったってい~だろ!スゲェあったけ~んだからな!」
ヒカルがしゃがみ込んで、ウサ足を触りながら見上げてくる。
(キミは~~、それは誘っているとみなしていいんだろうね!)
先程から、ガマンしていたアキラは迷わず狼と化して、
「進藤!」
ヒカルへと飛び掛ったが、身の危険を察知したヒカルはぴょんと後ろに下がる。
『ドッサッ』
アキラは、ヒカルの目の前に墜落した。
「お前…何やってんの?」
ヒカルは白い目でアキラを見ていたが、アキラは咳払いをしてその場に座ると真剣に切り出す。
「進藤…」
「なんだよ…」
「折角だから、脱がないでいいんじゃないかな?とても似合っているし…」
「ムッ、なんか嬉しくねぇ…やっぱ、脱ぐ。」
そう言って、ヒカルが立ち上がる足にアキラは、素早くすがりつく。
『ドッサッ!』
立ち上がったところを、引っ張られる形になってバランスを崩したヒカルはアキラ共々、倒れこむ。
「~いてぇ~!なんのつもりだ!!」
アキラに文句を言おうと、睨みつけると…恐ろしく真剣なアキラが目の前で
「進藤~、せめて写真だけ!!写真をとってから、脱いでくれ!」
ナニをされるのかと、思ったヒカルはあまりの馬鹿さかげんに、自分にのしかかっているアキラを軽く蹴り飛ばす。
「アホか!」
その日は、すっかりへそを曲げたヒカルに足蹴にされたアキラだったが、それでも寒い日にお気に入りと化したウサ足スリッパを履いているヒカルの写真を撮ろうと、もくろんでいる日々なのでした。
おわり
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またしても、ひどい話になってしまいました。アキラさんごめんなさい。
今日は、一人2000HIT祭りのイラストを取り込もうとしたら、スキャナーをつないでいるパソコンがおかしくなってしまいました。 そのスキャナーは、とっても古いので、最近のパソコンとつなぐとなると、ケーブルを2個買わなければならないらしく…。っショック!!を受けていましたが、なんとかデジカメを使って取り込むことが出来ました。 でも、やっぱり荒くなってしまうので、ケーブルを買うか…スキャナーを買うか…の選択に迫られそうです。
おかしくなてしまった、パソコンはマックなのですが…アイマック以前の化石パソコンなので、今更修理に出すのも…。 というか、今までよく頑張ってくれました!という気持ちでいっぱいです。 さよならしなければ成らないのが、少し寂しいです…。ホロリ。
本日もNOVEL部屋にバレンタイン話の続きをUPしました。完結です。最後、ちょっとひどいです…。っていうか、このSSと似たりよったり?ホント、アキラさんごめんなさい。
そして、WEB拍手を新しくしました。本日完結した、バレンタイン小説と連動させたくって今日までUPを控えておりましたが、ようやく!!くだらないですが、そちらも読んでいただけると幸いです! WEB拍手を頂いたミケル様
お返事を、ここに書くべきかミケル様の掲示板に書くべきか…メールをさせていただくべきか…悩みつつ、ここに書かせていただきました。気付いてもらえるといいですが…。 読んでいただいていたとは…。はぅ!紺色の靴下…。すみません…。でも、プレゼントってホント難しいですよね…。 続きも…というか、続きは大分アホカップルのようになってしまいました。 むしろ、先に謝ってしまいます。ごめんなさい。 でも、バレンタインモノだから甘いぐらいでいいですよね!(いいわけ)
では、本日続きもUPしましたので、読んでいただけたら幸いです!!
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